ブルーベリーバックルのつくり方

ケーキ生地にベリーなどの果実を混ぜたりのせたりして、さらにクラムをのせて焼き上げるバックル。ブルーベリーを使った「ブルーベリーバックル」が定番ですが、ほかの果物が使われることも珍しくありません。

ニューイングランドの食べものとして知られるこの菓子を、これまで様々な媒体で紹介してきました。

2011年発売の私の初の書籍『コブラーとクランブル』(パルコ出版)にも載せています。この本の初めての打ち合せのときに焼いたのもこの菓子でした。

ブルーベリーバックルは、私が自宅で最もよく焼く菓子のひとつでもあります。取り立てて特徴のある菓子ではないのですが、素朴で飽きが来なくて、朝食にも向くためでしょうか。長年焼き続けています。

web dancyuの連載【アメリカの楽しい家庭のおやつ】でご紹介したブルーベリーバックルのレシピは、家庭で焼き立てを食べることをイメージし、油脂も砂糖も少なめにしています。時間が経つとパサつくので、残ったものは一切れずつラップで包んで冷凍保存し、温め直して召し上がるのがおすすめです。