◆9月5日『アメリカ菓子図鑑』(誠文堂新光社)発売◆
「菓子文化研究家」の肩書きで、アメリカの食、中でもお菓子を中心に、書籍執筆、雑誌等への寄稿、レシピやメニュー開発、各種媒体への情報提供を行うなどしています。
またその傍らで、2006年より和菓子の取材も重ね、記事執筆・情報提供を行っています。
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ごあいさつ
北米の本やTVドラマ、映画、音楽の影響を大きく受けた小中学生時代、在米の叔母や家族の留学先からもたくさんの話を聞き、中でも独特の食文化に惹かれました。
米国高校への留学の機会を得て、ホームステイ先への希望欄に「アメリカの食文化を見たい」と書いた私を受けて入れてくれたのは、共にカメラマン兼記者だったセルマ&アンディ夫妻でした。農業関連雑誌の記者として、全米で食の取材を行うアンディに同行し、約一年の間に外食産業や農業、畜産業の現場を数多く見ました。 一方で、セルマをはじめ、たくさんの人から家庭的なアメリカの料理やお菓子作りを教えてもらいました。
日米の高校を卒業後は東京外国語大学へ進学。文化人類学ゼミに所属し食の本を読みあさり、休みにはバックパックを背負い、世界各地への食の旅を重ねました。

国家公務員試験を受けて食分野での就職を希望するも、縁あって特許庁に入庁。仕事環境には恵まれましたが、食への道が諦めきれずに6年目に退職。
「菓子文化研究家」の肩書きで仕事を開始し、国内外の食を訪ね、多くの書籍を出版する機会にも恵まれています。幼い頃から変わらず「食文化」への情熱が続いているのは幸せなことだと思っています。