『アメリカ菓子図鑑』重版が決まりました。

プレッツェルにクリームチーズ、ストロベリー・ジェロー(Jell-O)といちごを重ねた「ストロベリープレッツェルサラダ」は、私がアメリカの人にはじめて作り方を教わった食べ物です。

その昔、私が試験を受けた高校留学プログラムは、日米の高校で生徒を交換で留学させるというものでした。

私がアメリカへ経つ前の約1ヶ月、ケンタッキー州からやってきたジェニーは私の実家で暮らし、一緒に高校に通いました。その際彼女がつくってくれたのがこのサラダ。え、これがサラダ?アメリカではサラダの定義ってなんなんだろうと俄然興味がわきました。

私はジェニーの家ではなく「アメリカの食文化を見せてくれる家庭」というリクエスト通り、農業雑誌の記者兼カメラマンの夫妻宅でお世話になりましたが、その後ジェニーの家にも1ヶ月ほど滞在させてもらい、ケンタッキー、特にアパラチアの食文化をたくさん見せてもらいました。

そのストロベリープレッツエルサラダを『アメリカ菓子図鑑』でようやくご紹介することができました。

本題に入るまでが長すぎましたが・・・・・・。発売から2ヶ月経たずして、『アメリカ菓子図鑑』の重版が決まりました。心より御礼申し上げます。初版は書店さんと各オンラインショップさんの在庫分で終了で、第2版は12月には刷り上がる予定です。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。